静岡県知事はなぜ当選した？リニア反対や問題発言で辞任の経緯も調査！

問題発言が発端となり、突然の辞任表明をした川勝平太静岡県知事。

これまでも様々な問題発言やリニア反対などで非常に話題となっていましたが、今回の件でグーグル検索では静岡県知事なぜ当選したというのが上がっていたほどです。

特に最近はリニア問題で世間からの注目も高く、リニア開通を楽しみに感じている方からすると、静岡のせいで遅れているじゃないか、静岡がいなきゃもっと早く進むのになんて声も聞こえてくるような…。

静岡県民からすると申し訳ない気持ちなんですけど、まあそれでもなんか反対する理由があるんじゃないくらいにしか思っていませんでした。

今回の件で、静岡県知事はなぜ当選したのか、リニア反対や問題発言で辞任の経緯は何なのか気になってきたので調査してみました！

静岡県知事はなぜ当選した？

静岡民の私ですが恥ずかしながら、川勝平太静岡県知事はなぜ当選したのかってことを正直全然知らなくて、知事なのは知ってたんだけど、あまり関心がなくてたまにのニュースで割ときわどい事いうおっちゃんだなと思ってたくらいです。

ですので、川勝平太静岡県知事はなぜ当選したのか等を掘り下げていこうと思います。

高校生年代までの医療費助成の拡大

実際なんで当選したのかなって調べてみたんですがまず一つ目に考えられることは、高校生年代までの医療費助成の拡大です。

私も子を持つ親なので、これはとってもありがたい制度で地域によって異なるんですが、無料または、500円、入院は無料になってるんです。

子育て中だと分かるのですが、子供が小さい頃は本当に頻繁に風邪を引くし、熱を出したりと頻繁に病院に行くことになるんですよ。

自分の身体だったらほっとけば治るからいいやで済ましちゃうけど、子供のことになると心配になる親御さんがほとんどなので、ほんの少しの体調不良で病院に行くのを迷う時などは、金額面をあまり気にせずとりあえず病院行っておこうとなるので非常に助かりますね！

といったように、このような福祉面から支持を得ていたんじゃないかなって思います！

環境保護の観点

県民の私からすると結構この環境保護のイメージがありますが、川勝平太静岡県知事は水と環境を守るとマニフェストに掲げていました。

この辺りはリニア問題で皆さんもご存じだと思いますが、工事による環境への影響、大井川の水問題、リニアに反対するわけじゃないけど、ぶっちゃけ県民にとってはメリット無くね？

そんな風に感じている方も多いみたいなのでその辺も支持されてたのかなって思います。

リニア開通による新幹線の停車回数が増えるかもというメリットもあるようですが、この件は確約されたことじゃないので現時点ではメリットとは言えません。

このように環境保護やその他災害対策にも積極的に取り組んでおり、地域の安全と発展を重視していると私個人は感じています。

強いリーダーシップ

静岡県知事として県のトップとして強いリーダーシップを発揮し、その重責を担ってくれていたと思います。

県のトップとしてリニア問題に関しても、言いにくいところも県民の意見を代弁してくれていたと思うし、県民にとっては死活問題なので、はっきりと言うことは言うといった姿勢は評価されていたんではないでしょうか。

時には、強い口調で国へも意見している所をみると県のトップであり、リーダーとして言うべきことはハッキリと言うということがこの方の良いところだったんじゃないかなと思います。

静岡県知事はなぜリニア反対？

さて続いては、リニア問題では幾度となく川勝平太静岡県知事をニュースで見たことあると思います。

まず、川勝平太静岡県知事はリニアそのものを反対してはいない、県としても反対してはいないということです。

これは2021年の静岡県知事選挙のマニフェストにも記載されていて、あくまでもJR東海の環境影響評価が不十分であるとして、遅れが出ているようです。

工事によってどのような影響があるのか、その影響を限りなく減らしていくというのをマニフェストで掲げていました。

今回のリニアの建設に関して一番の問題は大井川の水問題ではないでしょうか。

東京ー大阪を繋ぐ中には静岡県も通るルートとなっていて大体10ｋｍぐらいですが、ここのトンネル工事が進まないためにリニア開業が想定より遅れに遅れているといった状況みたいです。

詳しく説明するとすごい難しいのでめっちゃ雑に簡単に言うと、トンネルは大井川の起点があるところなので、山をぶち抜いてトンネル作って、それを掘っていくと水がどっかに流れ出ちゃって大井川の水が減っちゃうかもって感じのようです。

じゃあなんで水減る可能性があるとダメなのってとこですが、大井川の流域にはダムや水力発電があって、流域の人々の生活だったり、産業に使用しているからだそうです。

これがもし減ってしまうようなことがあれば、生活している身としては一大事ですよね。

過去には新東名高速道路のトンネルの工事で沢が枯れたり、断水がしたりして工事後に影響が出たみたいで、その際には十分な補償は得られなかったみたいで、今回のトンネル工事も何かの影響が出た際の補償がない場合は、工事の許可をするべきではないのかもしれませんね。

この辺の問題が明確になっていないから静岡県としては工事にGOサインを出せないってことみたいです。

国家プロジェクトでもあるこのリニア建設ですが、問題が山積みで思うように進まないことも多いようですね。

ある程度工事は進んでるし、もうこのまま最後まで工事進めてしまうのか今のところ分かりませんが、工事後に何か問題が無いようにと願うばかりです。

静岡県知事の問題発言で辞任の経緯は？

この他にも川勝平太静岡県知事は過去にも問題発言がありまして、そのたびに批判されてきたんですが、今回辞任することになった発言は4/1の静岡県庁での入庁式での発言です。

仕事の違いを表しただけと主張していましたが、その発言が職業差別と取れる内容であったため、この発言で批判が殺到してこれがきっかけで辞任することになったわけです。

このような失言で任期を待たずして辞めることになっちゃって県民としては非常に残念だなって感じですが、今回ばかりはどうにもならないかって感じですね。

これまでも様々なところで批判されるような発言があったため、知事の周りで誰か諭してあげる方がいれば少しは違ったのかなと…。

リニア問題に関してもあれだけ工期を引き延ばしておいて、辞任するのは無責任だと強く批判も受けていますが、この問題一体どうなってしまうのでしょうか。

静岡県知事が変わったからと言ってこの問題が進展するってのも違うような気がするけど、見守っていきたいと思います。

まとめ

さて今回は、静岡県知事はなぜ当選した？リニア反対や問題発言で辞任の経緯も調査ということを記事にしてみました。

川勝平太静岡県知事の職業差別とも取れる問題発言で、辞任という事態になってしまい、グーグル検索では静岡県知事はなぜ当選した、とかやめろなどと言った書き込みも見られ、残念な形で静岡県知事交代となってしまいましたね。

深く調べることでむやみやたらにリニア反対をしていたわけでもなさそうなので今後の動向を皆さんと共に追っていきたいと思います。